1. |
10 Years
02:44
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『10年』
10年 10年前 僕は何をしてた
教室の隅 仮設の居場所で
何か起きるのをずっと待ってた
10年 何人かの人が君のもとを去り
何人かの人が今日はじめて君と出会う
あの頃、秘密基地はあまりに秘密すぎて
誰にも見つけられないような そんな気がしたけど
10年 10年前 くだらないお遊びの日
僕はまだ君を知らないまま 気付かないまま
10年 何人もの人がその火を燃やし
ある人はみんな燃え尽きて 今は眠る
僕らの秘密基地は 今やみんなに見つかって
何も心配は要らなかったね、と 今は思う
10年 何人かの人が君のことを忘れ
何人かの人が今日はじめて君と出会う
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2. |
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『運が悪けりゃまた来世』
現世も飽いた人間道 ここは1の街の外れ
誰しも素通り勝手なさらぬよう 銘銘お気をつけて
ぱっぱぱらりら、と鳴るチンドンの調子に合わせ手を叩けば
現世の苦行もきっと忘れるでしょう 行き先は0の街
そうよ ある偉い御方の歩いたあとを追っていくの
一生に一度のことよ 早いほうがいいのよ
打ち鳴らせ どんどどんぱん、と
たったひとりの隊列を
兵隊様のお通りだよ 道を開けい開けい(はーよいよい)
手放した心は 今はゴミ置き場でしょう
引き換えの切符は後生大事に持っていけ
一等寂れた伽藍の洞 ここは1と0の間
普段は人っ子ひとり通せんぼ 看板は無視をして
かっかからりら 揺れる髑髏に足を止めて手を合わせば(南無阿弥陀仏)
そろそろ実感が湧いてきたでしょう 息有って帰りは無い
遠くから見るあの街の景色はぞっとするほどに
ひかり放って綺麗でしょう? 名残惜しくなったの
踏み荒らせ どんどどんぱん、と
威張りくさった戒律を正せ
ただのハリボテだよ もっと声上げい(はーよいよい)
草臥れた身体も最早用は無いでしょう
見張りに袖の下 ちょっとあっちに野暮用で
面食らわせ どんどどんぱん、と 地獄の門の真ん前で笑え
なんて楽しみだろう 早う開けい開けい(はーよいよい)
弔いも供養も受ける暇は無いでしょう
せえので参りましょう(せえの) 運が悪けりゃまた来世
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3. |
French-Fried Potato Song
02:58
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『ポテトフライのうた』
叱られた日も 褒められた日も
そばに立って 僕を見てた あの赤い看板
たくさんの商品（もの）が 生まれては消え
その中で 変わらないまま 熱く輝いてる
迷わないでLサイズ
それで足りなきゃ One More Set
安くなる たまにだけど
ポテトフライのうた
あの頃僕ら おもちゃが主役だった
時は経って 今、僕らは主役になれているか？
君と僕とは 離れたけれど
少し歩けば 君のそばにも きっと赤い看板
ハンバーガーよりも
チキンナゲットよりも
価値がある 僕にはある
ポテトフライのうた
迷わないでLサイズ
それで足りなきゃOne More Set
安くなる たまにだけど
ポテトフライのうた
I'm lovin'it!!
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